水道水中の有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」について

京極町内の水道水について、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」の検査を実施しており、暫定目標値の10分の1未満(検査下限値 5ng/L未満)であることを確認しました。水道水を使用している町民のみなさまは、安心してご利用ください。

有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を総称して『PFAS』と呼び、それらは1万種類以上の物質があるとされています。

その『PFAS』の中でも、「PFOS」と「PFOA」は幅広い用途で使用されてきましたが、化学的に極めて安定性が高く、難分解性のため、仮に環境への排出が継続した場合は、長期的に環境中に残留すると考えられています。

国では水道水について、令和2年(2020年)に「PFOS」と「PFOA」を水質管理目標設定項目に位置付けており、「PFOS」と「PFOA」の合算値で50ng/L以下とする暫定目標値を定めています。

京極町では、町内5か所の水道水について、令和6年度検査を実施しており、暫定目標値の10分の1である5ng/L未満となっております。


(参考)

*PFAS(ピーファス):ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物の総称

*PFOS(ピーフォス):ペルフルオロオクタンスルホン酸

*PFOA(ピーフォア):ペルフルオロオクタン酸

*現在国内において「PFOS」と「PFOA」は、製造や輸入を原則禁止されています。

*ng(ナノグラム)とは、g(グラム)の10億分の1を示します。