「日本で最も美しい村」連合
「日本で最も美しい村」連合とは

「日本で最も美しい村」連合は、1982年にフランスで始まった運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観や環境、文化を守り、将来にわたって美しい地域を守り続けることで、観光的付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展を図ることを目的に2005年10月に7つの自治体が集まって発足しました。京極町は2008年に加盟しています。
「日本で最も美しい村」連合の取り組み
「日本で最も美しい村」のブランドとしての保全・育成
「日本で最も美しい村」連合のロゴマークの活用
企業、団体、個人によるサポーター会員の拡充
「日本で最も美しい村」連合主催によるフェスティバル等の開催
「日本で最も美しい村」連合ロゴマークが快適な観光地や文化独自の保全地域を示す目印となるよう育成
登録された地域資源
「日本で最も美しい村」連合に加盟するためには幾つかの条件を満たす必要があります。
例えば、農山村としての景観・環境・文化などの地域資源が2つ以上あることです。
認定された京極町の地域資源は2つです。

羊蹄山麓の農村景観
えぞ富士と呼ばれる羊蹄山(1,898m)のすそ野に広がる農村風景は、広大であり力強さとどこかやすらぎを感じさせてくれます。観光客やカメラ愛好家は、四季折々様々な角度から羊蹄山と畑の風景を撮影しています。特に町営牧場からの風景は、他の山麓町村にはない風景と言われています。主な農作物は、バレイショ、小麦、ビート、豆類などです。雪解けの始まる4月から収穫の終わる10月まで、町内では様々な農の風景を見ることができます。特に初夏は、緑一面のなかに薄紫色のバレイショの花が咲き、畑が一年を通して最も彩られる時期です。

京極のふきだし湧水
京極町のふきだし湧水は、羊蹄山に降った雨や雪が地下に浸透し、数十年の歳月をかけて京極町に湧出したもので、適度にミネラルを含んだまろやかな味と、一年を通して6.5℃前後の変わらない水温が特徴です。水量も十分で、平均湧出量一日約8万トンは、一般的な家庭の水道使用量の約30万人分に相当する水量です。この湧水は多くの人に親しまれ、環境庁「名水百選」(昭和60年)、国土庁「水の郷百選」(平成8年)や「北海道遺産」(平成13年)に選ばれています。湧水の周辺は、湧水池を中心に三角ステージ等を持つ総合公園「ふきだし公園」として整備し、年間を通して多くの観光客が訪れます。
サポーター会員制度
「日本で最も美しい村」連合の活動を支えていただくサポーター会員を募集しています。
詳細は「日本で最も美しい村」連合ホームページをご確認ください。